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  2. 春陽亭の簡単なマナー

テーブルマナーとは、なんでしょう?
それは、一緒に食事をする同席者やその周辺の方々と 楽しいひと時を過ごすためのルールだと思います。
内容は、むずかしいことではありません。
時代とともに少しずつ変化もあるでしょうが 10人中7~8人が正しいと思う事 いわゆる常識がベースです。
食事のひと時を、美味しく、楽しく、 気持ちよく過ごすためのちょっとした作法は 料理のソースを飛ばしたり、グラスを倒したり、ちょっとした粗相を防ぐための、昔からの知恵や習慣に基づいています。
細々としたことはさておき、ごく基本的なところをご案内させていただきます。
心和む、楽しい、美味しい、ご会食になりますように、少しでもお役に立てれば何よりです。

〇係りの者がお席にご案内します。ご予約のお名前をお伝えください。
〇通常、お席にご案内すると、係りの者が上席(眺めが良いとか、出入り口から離れるとか、居心地が良いとか・・・)の椅子を引きます。当然そこはゲストの方(女性や目上の方、ご招待した方)に勧めて下さい。

 

〇愛煙家の方は、お食事前に喫煙スペースで一服して下さい。
〇お料理やお飲み物のご注文をお願いします。
〇おしぼりは普通出ません、気になる方はお先に化粧室へどうぞ。 トイレも先に済ませましょう。携帯はオフにしたいですね。


 


フルコースの流れ(例) 飲み物
   
オードブル 食前酒(辛口シャンパン・シェリー・カクテルetc)
スープ・パン  
魚料理 白ワイン
口直し(シャーベット)  
肉料理(ロースト) 赤ワイン
サラダ  
チーズ 甘口白ワイン
デザート 甘口シャンパン等
フルーツ 食後酒(ブランデー・リキュール等)
コーヒー(紅茶)  

 

 

 

〇ドリンクを飲む時はナフキンで口を拭いてから。

〇グラスの口に口紅やソース等の油がついたら、指でぬぐってもよいです。
〇乾杯の時、グラス同士を触れさせないようにしましょう。
 特にクリスタルグラスは、ちょっとしたはずみで割れやすく、危険! 
〇ドリンクを注いでもらう時はグラスを持たなくてよいです。
〇ドリンクを断るときは、グラスのふちにそっと指を添えてください。
〇お皿は手で持ち上げない方が良いでしょう。

   

 

 

〇ナイフの刃は内側に向ける。
〇パンは一口大にちぎり召し上がってください。 
 料理のソースなどをつけながら食べるのも結構です。
〇料理は左側から一口大に切り分けながら召し上がって下さい。   
 塩・胡椒等は、味をみてからお好みに応じてお使いください。(あまりかけ過ぎると、後で味があきますのでご注意ください)
〇フィンガーボールは、伊勢海老やフルーツ等、手を添えても良い料理の際や、食後など出される場合があります。 
 その時は片方ずつ、指先を軽く洗い、ハンカチなどで拭いて下さい。
〇タバコは、デザートやコーヒーが出るまで控える事が望ましいです。(お料理やワインの香りが楽しみにくくなります。)
〇ウェイターを呼ぶ時は、目が合ったときに軽く手をあげて下さい。
〇ナイフ・フォーク等を落としたときは、自分で拾わずウェイターに申し付け下さい。新しい物とお取替えします。
〇食べ方等の手順のわかりにくい物は、遠慮なくウェイターに声をかけてください。また、殻などはずしてもらっても良いです。
〇会食の際は、政治・宗教等、深刻な対立を生むような話題は避けた方が賢明です。興奮して大声になるような話題も控えましょう。 〇会計はテーブルでもレジカウンターでも構いません。店によっても違いますので、確認してください。

 

 

〇ワインの種類 

白ワイン 甘口〜辛口   ロゼワイン 甘口〜辛口
赤ワイン 軽〜重   シャンパン 甘口〜辛口
         

 

〇飲み頃の温度

白・ロゼ 辛口 8〜12度   シャンパン 6〜10度
  甘口 6〜10度   14〜18度
         

 

〇ヴィンテージ

 特別なワイン(高価なもの)以外は、あまり神経質に考えない方がよいと思います。飲み頃に飲めば、それなりに美味しく飲めます。

 

〇ワインの選び方
 2種以上のワインを食事の中で楽しむ場合、注文の順番は

  ①白ワインから赤ワインへ
  ②辛口から甘口へ
  ③軽いタイプからコクのある重厚なタイプへ
  ④若いワインから熟成したワインへ
  ⑤温度の低いのものから室温に近い温度で味わうもの
  ⑥ 低価格のものから高価格のものへ

 店にお任せの場合は、味の好みや予算等を相談すると良いでしょう。

 

〇テスティング

 ゲストにワインを勧める前に、ホストが味を確かめます。

  ①色調を見る

  ②香りを楽しむ

  ③味わう

 (万が一、ワインが劣化していた場合は、当然お店が無償でお取り替えします)

 

 

①ナイフで点線に切れ目を入れる 
②フォークで身をさす
③中心の切れ目からナイフを入れ、背骨と平行に頭の方から尾の方へ身をはがし、皿の空いている所に置き、切り分けて食べる
④同様に下の身もはがす
⑤頭や尾ひれなどを切り落とし、背骨をフォークで引っ掛けてはずしていき、骨は皿の片隅に置く
⑥裏側の身も切り分けて食べる

 

① フォークの背で軽く押して身をほぐす
② 点線上に少しナイフで切れ目を入れる
③ フォークで身を刺し
④ 尾の方から、背骨と平行にナイフを入れて身をはがし皿の空いている所に置き、きりながら食べる
⑤ ④の手順で背骨をはずし、皿の片隅へ置く
⑥ 裏側の身も切り分けて食べる

 

 

①フォークで身を刺す
②頭の方から尾に向かって、殻と身の間にナイフを入れる
③同様にナイフを入れる
④身が殻から外れたら皿の上に取り出す    
 この時殻を手で押さえても良い
⑤身を適当な大きさに切り、ソース等をつけながら食べる 

 

 

① 身をフォークで差し押さえる
② 身と骨の境にナイフを入れ、骨を切り落とす
③ 身を切り分けて食べる

 

①、②上下のへたを切り落とす
③フォークで身を押さえ、ナイフで皮をそぎおとす様にむいていく
④切り分けて食べる

 

①、②上下のへたを切り落とす
③ 中央に切れ目を入れる
④ ナイフとフォークで押し開くようにして皮をはずす
⑤ 切り分けて食べる

 


お一人でのお食事ならともかく、会食など同席者がいる場合は お食事を召し上がるスピードも、気遣うべきです。   
基本的にコース料理は、一皿ごと、お客様が食べ終わるタイ ミングを見ながら、下げたり、出したりします。   
お料理を提供する側としては、当然暖かいものは暖かく、 良い状態で、美味しいタイミングで召し上がって頂きたいのですが、現実問題、お一人ずつばらばらに調理が出来る訳ではありません。早すぎず、遅すぎず、同席するメンバーの食事のペースを見ながら、ご配慮下さい。
料理が終わって時間が空いて、いつまでも手持ち無沙汰で困ってしまう方がいないように、気遣うことも必要だと思います。
そうしたことも、美味しく、楽しく食事を楽しむコツといえるのではないでしょうか。

 

 

春陽亭の簡単なテーブルマナー
著者 漆畑孝司
©t.urushibata


 

 

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予約ご希望日の3日前を申込締切とさせていただきます。
それ以降のご予約は直接お店に電話でご連絡下さい。
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お申込みをいただいた翌日までに店舗より確認お打合せの連絡をいたします。
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